近所に秘密で売りたいならマンション買取を選ぶべき?
マンションを手放すことを検討されている方の中には、仲介業者に依頼するかそれとも不動産業者に直接話を持ちかけるのか迷っておられる方も少なくはないようです。
確かに仲介業者への依頼にもメリットはありますが、もしプライバシーを重視されるのであれば直接買取を選択された方がよいでしょう。その理由について、この記事で解説します。
マンション売却がバレる経緯
ネット上のお悩み相談サイトなどを読んでいると、マンション売却を検討しているというのを周囲の人間に知られたくないという人は多いようです。しかし、それがバレてしまう経緯というのは複数あるので、気をつけなければなりません。
・内覧会でバレる
仲介業者の協力によってマンションを売ろうと考えた場合、業者側や購入検討者の求めに応じ、物件の中を見学させる「内覧会」を催さなければなりません。この内覧会が曲者で、マンションに多くの人が集まっているのを周囲の人が目撃し「このマンションを売ろうとしているな」と悟られてしまう可能性があります。
また、内覧会に参加した方が家族や知人に「あのマンションが売りに出されている」といったような話をし、それがさまざまな人に伝わってしまう可能性もゼロではありません。
・広告でバレる
不特定多数の人にマンションを買ってもらうためには、まず「マンションを売っている」という情報を知ってもらわなければなりません。そのためにチラシのポスティングや掲示をおこなうのですが、売却の事実を知られたくない方にとってはこれが大きな痛手となってしまいます。
付近に住んでいる方がそうしたチラシを見れば、どこのマンションであるかなどということは一目瞭然。自分からバラしてしまっているのと変わりありません。
・仲介業者がバラす
これはレアケースではありますが、仲介をしている業者から情報が漏れてしまうということもあるようです。たとえば、仲介業者のスタッフがたまたま付近を訪問していたとき近所の住民から「このマンションは売りに出しているのか」と訊かれ、うっかり肯定してしまったようなケースです。また、中には口が軽く、知り合いや友人などに酒の席で話してしまうといったようなこともあります。
マンション買取がバレにくい理由
もし、マンションを手放すというのを周囲に知られたくないのであれば、不動産業者への買取依頼がおすすめです。この方法は以下のような理由で、情報がバレにくくなっています。
・やりとりをおこなうのは不動産業者とだけ
仲介業者などを経由してマンションを売却しようとする場合、多くの人と接する必要があります。仲介業者のみならず、場合によっては購入を希望している方とやりとりをおこなうこともあります。接する人間が多くなればなるほど、マンション売却の情報が周囲に漏れやすくなるでしょう。
しかし、不動産業者への買取依頼の場合、そこまで多くの人とやりとりをする必要はありません。直接やりとりをするのは不動産業者側のスタッフのみです。だからこそ、情報が漏れる可能性も低いと言えます。
・内覧会や宣伝をおこなう必要がない
内覧会の実施やチラシなどによる宣伝のせいでマンション売却がバレやすくなるということはすでにお伝えしました。物件を売るため多くの人に知ってもらおうとすればするほど、プライバシー面でのリスクはどうしても高くなってしまうのです。
しかし、不動産業者へ買取依頼を出す場合には、そのようなことをする必要はありません。不動産業者が買い手すなわち客であるため、そもそも宣伝をおこなわなくともよいのです。ですので、周囲の人間に余計な情報を知られてしまうといったようなリスクが大幅に減ります。
・高い個人情報保護意識
また、不動産買取を専門におこなっている業者の中でもとくに評判のよいところは、依頼者の秘密が決して社外に漏れないよう、情報セキュリティの強化を徹底しています。
所属している社員たちも情報管理に関する高度な研修を受けており、個人のミスによる情報漏えいが起こらないよう最善を尽くしているのです。よって、依頼者は安心して話を持ちかけることができます。
そのほか、マンション買取を選ぶメリット
そのほかにも、マンションの買取依頼にはさまざまなメリットがあります。直接契約なのでスピーディな現金化をおこなうことができますし、仲介手数料が発生するといったこともありません。また、地理的ないしは心理的な問題を抱えた物件であったとしても買取をおこなってもらえる可能性があるというのも強みです。
まとめ
それまで所有していたマンションを手放すというのは周りの人から「何かあったんだろうか」という無用な心配や疑いを持たれやすいものです。マンションを手放すということを秘密にしておきたいのであれば、買取業者へ話を持ちかける方法をおすすめいたします。